一般社団法人かながわ終活サポートセンター事務局です。2026年1月23日に東京都内で開催された一般社団法人全国高齢者等修身サポート事業者協会が主催する第1回「高齢者等終身サポート事業者フォーラム」の参加しましたので、その時の様子を紹介いたします。
一般社団法人全国高齢者等終身サポート事業者協会とは
一般社団法人全国高齢者等終身サポート事業者協会(全終協)とは、「身元保証」や「事後事務」といった身寄りのない高齢者等支援事業の健全化を目指す日本初の業界団体です。
高齢者や障がい者等の終身にわたる支援の必要性の増大に伴い、これらの支援・サポート事業の健全な発展を図るとともに、利用者の安心と理解が得られるよう、サービスの質の向上と適切な情報の提供に努め、併せて会員相互の連絡・協調に資することを目的として、2025年8月に設立されました。
業界団体設立の背景
身寄りのない高齢者等に関する課題の対応策の一つである「高齢者等終身サポート事業」は、最初の事業者が事業を始めてすでに30年以上が経過したとされています。近年では事業者の数が400を超えると言われているものの、これまで法規制も参入障壁も監督官庁もなく、残念ながらトラブルも発生しています。
こうしたなか、身寄りのない高齢者等の問題が重要な政策課題と認識されるようになり、また、社会的ニーズの高まりは勢いを増しています。そのため、業界の健全化を国とともに進めていくために設立され、厚労省老健局認知症施策・地域介護推進課が所管窓口となり活動しています。

フォーラムの様子
当日は国の所管窓口である厚労省老健局認知症施策・地域介護推進課の課長様から来賓の挨拶があったほか、医師で同団体設立に関わった衆議院議員の国光あやの氏、先進的な取り組みで知られる豊島区社会福祉法人の担当者様、同協会理事長の黒澤氏津乃氏らによるパネルディスカッションが行われました。
その中でも印象的だったのは、
・介護保険などの現状の制度では本人の身体的なサポートはするが、これまで家族が担ってきた様々な役割(入院時や施設入居時の連帯保証人、日々のサポート、死後事務手続き)はカバーしておらず、その担い手がいないこと
・そのため現状ではケアマネージャー等が多大な負担を強いられていること
・高齢者等終身サポート事業者のニーズは明らかであり、年を重ねても誰もが住み慣れた地域で安心して暮らせるための「地域包括ケアシステム」の構築を担う一員として、医療・介護・福祉・金融・不動産・葬儀・供養・士業をはじめとする関係者と密接に連携・協力しながらサポートしていく必要性があること
といった内容でした。
高齢者等終身サポート事業が地域福祉を支えるインフラとなるように、これから業界として努めていく必要があることを痛感し、その責任の大きさを認識しました。

業界健全化の歩みとともに
私ども一般社団法人かながわ終活サポートセンターは現在、全終協の研修会員に申請しています。将来的には準会員、そして正会員に登録できるよう実績と信頼を重ねてまいる所存です。所属する一般社団法人身元保証相談士協会、そして全終協の活動や最新情報などを常にチェックし、ホームページやセミナー等でも分かりやすく発信できればと考えております。
「身元保証」や「死後事務」に興味があったり、気になることなどありましたらお気軽にご相談ください。
一般社団法人かながわ終活サポートセンターは各分野で活動する地域密着の専門家たちが集まり、終活にまつわる情報を発信しています。気になるテーマや知りたいことなどありましたら、お気軽にお問い合わせください。講演会や個別相談会も随時行っておりますので、ご自身の終活に役立てていただけたらと存じます。