神奈川の葬儀ガイド|費用の現実、火葬場のこと、手当の活用まで

2025.09.18
葬儀

いまの葬儀費用、どれくらい?

民間調査では、一般葬・家族葬・直葬(火葬式)など形式により幅があります。直葬は10〜30万円台、家族葬は50〜150万円台が見られます。全国調査では平均費用の中心は100万円前後との報告も(地域差・会葬規模で大きく変動)。相見積りと内容比較が重要です。

神奈川(横浜市)の公営火葬場と料金

横浜市の市営斎場(久保山・南部・北部・戸塚)の火葬料は市民:10歳以上12,000円/10歳未満8,000円(市外はそれぞれ50,000円・34,000円)。休憩室は市民5,000円が目安です。民営斎場(例:西寺尾)では別体系の料金となります。

a vase with white flowers sitting on top of a cement slab

受付から火葬までの所要

火葬自体はおおむね1.5〜2時間程度。その間は控室で待機し、収骨後に解散、または精進落としへ進む流れが一般的です。
横浜市・鎌倉市では、国民健康保険や後期高齢者医療の被保険者が亡くなった場合、葬祭費5万円が支給されます(申請期限は葬祭日翌日から2年)。喪主の確認書類や口座情報が必要です。日本は火葬率が99%超と世界でも高水準で、都市部では直葬や家族葬が定着。横浜や湘南エリアでも、会葬規模を抑えた小規模葬のニーズが増えています。

費用を最適化するチェックポイント

事前見積りの“内訳”を見る
搬送・安置・ドライアイス・式場・火葬・お別れ花・返礼・料理・宗教者謝礼……どこまで含むかを確認。葬祭費のほか、勤務先の共済、葬祭扶助、互助会の積立、クレジット付帯の弔慰金制度など使える制度を洗い出し。ご高齢の参列者が多い場合は駅近・段差の少ない式場を。横浜市営斎場のホール利用料は市民5〜8万円台(斎場により異なる)です。

まとめ

変わりゆく時代の見送り方。公的情報と地域事情を押さえれば、納得のいく等身大の葬儀が実現します。

一般社団法人かながわ終活サポートセンター代表の関口です。終活全般のお悩みにお答えいたします。

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